2011.02.27 >>> WaSabi-News #52

★2014年W杯

開幕戦スタジアムはサンパウロにほぼ決定

ジルマ・ルセフ大統領は25日にサンパウロ州知事ジェラルド・アルキミン、サンパウロ市長ジウベルト・カサブ、スポーツ大臣オルランド・シウヴァ他と会談し、2014年W杯の開幕戦スタジアムはサンパウロとする方針で話し合った。スタジアムは既存のモルンビー・スタジアムではなく、イタケラ地区に新設される予定で、サンパウロの名門クラブ〈コリンチャンス〉のホームとなる。建設資金のファイナンスが整い次第、早ければ今年4月中に建設工事がスタートする。2014年W杯の決勝戦スタジアムは、リオのマラカナンが最有力視されている。

 

★経済

ヴァーレ、歴代第2位の利益

ブラジル最大の鉄鋼会社ヴァーレの利益が、上場企業の中で歴代2番目に大きかったことが発表された(歴代第1位はブラジル石油公社ペトロブラス)。24日のヴァーレの発表によれば、純利益は59億2000万ドル。前年同期は15億2000万ドル。第4・四半期決算は、利益が270%近く増加した。

 

★国際

オバマ米大統領はリオのUPPを視察予定

3月20日にリオデジャネイロを訪問予定のオバマ米大統領の予定が明らかになりつつある。オバマ米大統領は映画の舞台ともなったファヴェーラ〈シダーヂ・ヂ・デウス〉を希望しているが、リオ州政府は別のファヴェーラ訪問を実現したい構え。治安局関係者は、UPPが配置されているシダーヂ・ヂ・デウス、ドナ・マルタ、シャぺウ・マンゲイラ、プロビデンシアを訪問しシミュレーション中。またリオで一般向けの演説も行われる可能性がある。

 

★治安

若者の殺人が多いブラジル

ブラジル法務省が24日に発表した「2011年バイオレンス・マップ」によれば、ブラジルは世界で7番目に若者(15歳〜24歳)の殺人が多いことが分かった。若者の殺人件数は全体の63%を占め、10万人につき1998年に30件、2008年に52,9件。またこの10年間でブラジル全体の殺人件数は17,8%増えている。ブラジル国内では、アラゴアス州が、10万人につき60,3件でブラジル最大。また都市部では2,8%減少したのに比べ、農村地帯では約3%増加している。

 

★イベント

RMC(リオ・ミュージック・カンファレンス)

南半球最大のエレクトロ・ミュージック・イベント。2009年より開始されており、3回目の今年は2万人が参加の見込み。見本市、ワークショップのほか、国内外のアーティストが連日ライヴ・アクトを行う。

期間:3月2日~8日

会場:コパカバーナ海岸、イパネマ海岸、グロリア湾

http://www.riomusicconference.com.br/

 

★為替情報 (2月25日)
ドル: 1,66レアル
レアル:49,08円
Ibovespa (サンパウロ証券取引所平均株価指数):66.902ポイント

 


2011.02.17 >>> WaSabi-News #51

★国際

オバマ大統領、リオを訪問予定

3月19日から首都ブラジリアを訪問し、ルセフ大統領と会談段予定の米オバマ大統領だが、リオデジャネイロの訪問も予定している。リオ訪問はまだ公式発表はされていないものの、米政府高官がすでに、UPP(治安維持部隊)が駐屯しているファベーラの視察などを行っており、調整が進められている。訪問することになれば、リオへの到着は20日予定。すでに米政府関係者1,000名分のブラジルビザが発行されており、約150人の報道関係者もビザを申請中だという。1997年に元米クリントン大統領がリオを訪問した際は、有名カーニバルチーム、マンゲイラを訪問した。オバマ大統領は、ブラジル以外にもエルサルバトル、チリも訪問する予定。

 

★経済

ペトロブラス社、プレサルに新油田発見

石油公社ペトロブラスは15日、サントス沖の深海油田プレサル層を形成するポロ・デ・トゥッピ(Polo de Tupi)のひとつマクナイマ(Macunaíma)で、新しく良質の石油(26º API) を発見したと発表。リオデジャネイロ州沿岸から244km、2,134mの海底にある。埋蔵量についてはまだ明らかにされていない。またペトロブラス社は18日、2014年までに2620億ドルの投資が必要で、170億ドルの資金調達が必要なことを発表した。

 

★社会

戦争後のファヴェーラ「アレマォン」をつなぐロープウェイ

昨年11月にリオを騒がせた警察 vs 麻薬密売組織の戦争の舞台となった一大ファヴェーラ「コンプレクソ・ド・アレマォン」では、制圧後も軍隊が駐屯し治安維持につとめている(今後UPPに引き継がれる予定)。アレマォン一帯では戦争前から、政府が推進する経済政策PAC(成長促進プログラム)の一環として大型ロープウェイの建設が進められていたが、今年3月の操業を目指している。コロンビア・メデジン市(サント・ドミンゴのファヴェーラ)のロープウェイをモデルとしており、3kmの距離で1日あたり3万人の利用が可能。ボンスセッソ駅を始発駅とし、5つのモーホ(バイアーナ、アデウス、アレマォン、イタラレー、ファゼンヂーニャの丘)を結ぶ。

 

★サッカー

ホナウド ”フェノメノ” が現役を引退

W杯で史上最多の15得点を記録し、FIFA最優秀選手に3度選ばれた元ブラジル代表のホナウド(現コリンチャンス)が14日に引退を表明。リオはゾナ・ノルチ出身の34歳、ブラジル・サッカー史上の名ストライカーは記者会見で涙をにじませた。

 

 


2011.02.10 >>> WaSabi-News #50

★経済

USA、ブラジルへ中国の為替批判を依頼
来伯したテモシー・ガイトナー米財務長官は7日、ギド・マンテガ財務相に対し、パリで開催されるG-20において中国の為替政策を国際問題として取り上げるよう依頼した。中国が輸出競争力をつけるために為替操作していることを共同で非難することが目的。ブラジルでは依然レアル高が続いており、また中国からの安価な輸入品が国内産業や輸出企業に悪影響を及ぼしてる。

 

日本企業連合、高速列車の入札参加に意欲的

4月に予定されているリオ〜サンパウロ間を結ぶ高速列車の国際入札に、日本の参加が濃厚となった。3月には日本企業連合(三菱・三井・日立・東芝他)の招待で、カンピナス市長を代表とする視察団が訪日する。当初は昨年12月に入札が予定されていたが参加国が韓国のみだったため、4月に延長されていた(411日締切、同月29日発表)。

 

戦闘機の購入プロセス、見直しへ

ルセフ大統領は、空軍戦闘機の購入プロセスの見直しをフェルナンド・ピメンテウ開発相に要請した。ルラ前大統領は、ニコラス・サルコジ仏大統領が2009年に訪伯した際にフランス製の戦闘機を購入すると公言し物議をかもしたが、購入の決定権は新政権にバトンタッチされていた。フランス (Dassault)、アメリカ合衆国 (Boeing) 、スウェーデン (Saab)の3ヵ国がブラジルに戦闘機を売り込んでおり、今までは防衛省が担当していた。ルセフ大統領は、防衛力より科学技術、飛行機産業の発展のために戦闘機を導入したいと考えている。

 

1月のインフレは0,83%

ブラジル地理統計院(IBGE)は8日、1月のインフレは0,83%で2005年以来の高い上昇率であると発表。インフレ指標IPCAによると、交通料金(都市バス)と食料品の値段があがったことが主要因。

特にリオでは、野菜の供給地であるリオ山岳地帯が集中豪雨で大きな被害を受けたために値段が高騰している。

 

★社会

ブラジル北東部で大規模な停電
ジルマ・ルセフ新政権になってから初めての大規模な停電が北東部で4日未明に起こり、約5千万世帯が被害を受けた。8州に及ぶ停電の規模は過去最大。停電の原因は電気系統システムの故障とされているが、鉱山エネルギー省のエヂソン・ロバォン大臣は、W杯やオリンピック開催時の停電という懸念を打ち消した。「ブラジルのエネルギー・システムはとても近代的で、世界的にみても優れている。故障? それはどこでも起こるものだ」とコメント。

 

サンタ・テレーザ地区が治安回復WaSabi-News #48の続報)

州治安局が指揮する警察隊(軍警、市警、海軍が中心)は6日、リオ市内サンタ・テレーザ地区一帯の9つのファヴェーラに入り、地域一帯を2時間あまりで制圧した。麻薬密売組織メンバーはすでに逃散しており、反撃は一切なかった。ベウトラミ局長は、一連のファヴェーラ奪還作戦は周到に準備・訓練されたものであり、ひとつのモデルとして他の州でも導入できると話している。

犯罪組織ADA(Amigos dos Amigos)のリーダー格のメンバーたちは、同じ組織が支配する最後の牙城ファヴェーラ”ホシーニャ(Rocinha)”に逃げ込んだが、治安局の情報部がすでにモニタリングしていると発表。

サンタ・テレーザ地区には今でも古い石畳の上をボンヂと呼ばれるチンチン電車が走り、コロニア風の家々が立ち並ぶ。昔から文化人や外国人が多く住む街で人気があるが、ファヴェーラが近いために敬遠するひとも多かった。今回一帯の治安が回復したことでサンタ・テレーザ地区に住みたい希望者が増えており、不動産価格は30〜50%ほど上昇するだろうと関係者はみている。

 

★環境

インディオが巨大水力ダム建設の反対署名を提出

アマゾンの支流、シングー河流域(パラ州とマトグロッソ州)に暮らすインディオたち約300名は8日、巨大水力発電所ベロ・モンチ(Belo Monte)の建設に反対する署名を大統領府へ届けた。約50万人の署名入り書簡を受け取った大統領府書記官は、ルセフ大統領に届けることを約束した。

水力発電所ベロ・モンチは1975年に調査がはじまり、今年から建設開始となる。2015年に操業開始予定で、世界3番目の発電規模になる見込み。

ベロ・モンチ建設がまねく大規模な自然破壊に対し世界から反対の声がよせられており、2010年4月には映画『アバター』のジェームズ・キャメロン監督や出演者たちも建設反対集会に参加した。

 

★カーニヴァル

シダーヂ・ド・サンバ火災後の動向(WaSabi-News #49の続報)

シダーヂ・ド・サンバ(山車工場)の火災によって大きな被害を受けた3つのエスコーラ・ヂ・サンバに対し、リオ市が緊急援助を行う。エドゥアルド・パエス市長は、グランヂ・ヒオに150万レアル、ポルテーラとウニアォン・ダ・イーリャにそれぞれ75万レアルの災害補助金を提供すると発表した。

各エスコーラの制作スタッフたちは気持ちを新たに再準備に取りかかっており、最終的にできるものがシンプルであってもスピリットでカバーすると意気込む。グランヂ・ヒオのバテリア(打楽器隊)を率いるメストリ・シッサは、エスタンダルチ・ヂ・オウロの獲得を目指す。

ポルテーラの顔、パウリーニョ・ダ・ヴィオラは急遽旅行を取りやめ、パレードに参加することを決めた。「エスコーラのために、今こそみんなの力をあわせるときだ。できる限りのことをやりたい」とコメント。

 

為替情報 (2月11日)
ドル: 1,66レアル
レアル:49,99円
Ibovespa (サンパウロ証券取引所平均株価指数):64.910ポイント

 


2011.02.07 >>> WaSabi-News #49

7日午前中、カーニヴァルの山車工場が集結するシダーヂ・ド・サンバ(Cidade do Samba)で火災が発生。3つのエスコーラ・ヂ・サンバに大きな被害があった。

 

トップリーグに所属するエスコーラ・ヂ・サンバのウニアォン・ダ・イーリャ・ド・ゴヴェルナドール(Uniao da Ilha do Governador)、グランヂ・ヒオ(Grande Rio)の山車工場がほぼ全焼、ポルテーラ(Portela)の一部が被害にあった。

 

カーニヴァル開催まで残り1ヶ月をきり、焼失した山車や衣装の復旧が間に合わないなか、カーニヴァルの運営団体LIESAは緊急会議を開き、3つのエスコーラは今回のカーニヴァルで審査対象外とすることに決定。1つも降格させることなく現在の12エスコーラを維持するため、来年のカーニヴァルでは下部リーグの優勝チームをまじえた13エスコーラで競われ、下位2チームが降格することになる。

また、被害を受けた3エスコーラのパレード出場日が同じ7日(月)だったため、ポルテーラとモシダーヂ(Mocidade)のパレード出場日を入れ替えることになった。その結果、ポルテーラが6日、モシダーヂが代わって7日に出場する(どちらも第3番目)。

 

★エスコーラ・ヂ・サンバ公式サイト

1.ウニードス・ダ・チジューカ (2010年優勝)
2. グランジ・リオ
3. ベイジャ・フロール
4. ヴィラ・イザベル
5. サルゲイロ
6. マンゲイラ
7. モシダージ
8. インペラトリス
9. ポルテイラ
10.ポルト・ダ・ペドラ
11.ウニアォン・ダ・イーリャ
12.ヴィラドウロ

 


2011.02.02 >>> WaSabi-News #48

★政治
ジルマ・ルセフ新大統領、就任1ヶ月が経過
1月1日にブラジリアで行われた大統領就任式から1ヶ月が経過し、ルセフ新大統領の取り組み方(性格)がみえてきた。過去最高の国民支持率を得ながら退任したルラ前大統領の後継者として就任したルセフ大統領は、よく国民の前に登場し愛嬌と冗談をふりまき絶大なカリスマを発揮したルラと異なり、大統領府内で目立たない日々を送っている。「ジルマ・ルセフは自分がルラでないことを知っているし、ルラになろうともしていない」(側近の言葉)。ルラのカリスマの代わりに、ルセフ大統領はスピードと結果を求める厳しい上司役に徹している。最初の閣僚会議ではメンバーを4つのグループに分け、各々とのミーティングを密にし、多大な案件の進行状況を青、黄、赤で区別する。ルラはよく予定外の訪問者と会うことがあったが、ルセフはアポ以外は一切取り合わない。自分のルールに対しても厳しく、怠慢を嫌い、決断が早い。年明けにリオ州山岳地帯を集中豪雨が襲った際は、翌日には被災地を訪れ対応策を次々に指示した。この点も腰の重かった前大統領とは異なっている。

1月31日には初の海外としてアルゼンチンを訪問し、女性大統領クリスチーナ・キルシネルと会談、ふたりは原子力分野ほか15の二国間協定に合意・署名した。またブラジル大統領しては初めて5月広場の母・祖母たちと公式に面会し、お互いの立場を考慮しながらも軍事政権に苦しんだ者同士の熱い抱擁があった。

(写真:Planalto)

★経済

2010年の失業率、8年間で最低の6,7%
2010年の6大都市圏(サンパウロ、リオ、ベロ・オリゾンチ、ポルト・アレグレ、サルヴァドール、レシフェ)における失業率は6,7%となり、2009年の8,1%から大幅に減少した。ルラ前大統領が初当選した2003年当時の失業率は12,3%だった。

最低賃金、545レアルへの引き上げを検討中
ジルマ・ルセフ新大統領は1年ぶりとなる最低賃金(正規雇用による最低月給)の見直しを検討しており、2010年1月から現在まで設定されている510レアル(約25,500円)から545レアル(約27,250円)へ引き上げる予定。ルラ前大統領が初当選した2003年当時の最低賃金は、現在の半分以下の240レアルだった。


政策金利Selic、11,25%へ引き上げ

2010年のインフレ指数が5,9%と予想以上に上昇していることから、通貨政策委員会は政策金利(Selic)を10.75%から11.25%へと引き上げることを決定した。ブラジルの実質金利は世界最高水準で、そのため金利の安い海外からの資金が流入する要因となっている。海外資金の流入はレアル高とインフレを誘因するので政府は新たな金融措置を検討している。


レアアース市場へ参入するブラジル

ブラジルは今後90億ドル規模に成長するレアアース市場への参入を計画している。レアレースは17元素からなる希少鉱物で、iPodやノートパソコン、ミサイル等のハイテク機器に用いられる。現在は中国が世界の産出量の97%(12万トン)を占めており、2位はインド(2.700トン)、3位のブラジルの産出量(650トン)は1%にも満たないが、今後の需要からも政府は国内でのレアアース開発に力を入れている。エネルギー・鉱山省と科学技術省による合同調査が進められており、リオ州、ゴイアス州、アマゾナス州の3カ所で合計20トン規模の埋蔵量があると見られている。

 

アジアに進出するブラジル産食肉

輸出量では世界1位を占めるブラジルの鶏肉(生産量ではUSA、中国につぎ3位)。日本はブラジルから39万トンの鶏肉を輸入しており(2008年度、財務省調べ)、国別では54%を占める筆頭輸入国である。1月末にはマレーシアの視察団がブラジルの農業省と冷凍鶏肉連盟を訪問し、ブラジル産鶏肉の輸入に向けて調整している。また、農業省は日本の農林水産省に対し、牛肉の輸入を促進するための視察企業団を第1四半期に派遣して欲しいと提案している。

 

★社会

リオの犯罪率が大幅に減少、過去20年間で最低

リオ州治安局の発表によると、2010年度のリオ州内の凶悪殺人件数は4.768件で、調査が始まった1991年以降、最低の件数であることが分かった。前年比17,7%減で、20年間で5.000件を下回るのは初。また、人口10万人あたりの殺人発生率は29,8件で、政府目標の31件を下回った(過去に最も高かったのは殺人8.438件、発生率61,8件を記録した1995年)。

 

サンタ・テレーザ地区にUPP設置を宣言

セルジオ・カブラル州知事は1日、リオ市内サンタ・テレーザ地区にUPP(治安維持部隊)を設置するため、7日までに軍警察を投入し地域一帯を支配する麻薬密売組織を一掃すると宣言。サンタ・テレーザ地区には大小9つのファヴェーラがあり、約2万人の住民はCV(コマンド・ヴェルメーリョ)、ADA(友達の友達)、TCP(純第3軍団)の3組織の支配下で生活している。そのうちのひとつ、コルコバードの丘のふもとに位置する“喜びの丘”の住民によると、麻薬密売組織メンバーは各ファヴェーラから3日未明に次々と逃走、対岸のニテロイ市にバイクで逃げようとしたメンバー数名が検問で逮捕された。なかにはエスコーラ・ヂ・サンバ「エスタシオ」の本拠地サン・カルロスの丘のメンバーも含まれている。

 

 リオで41,4度を記録
リオ市内サンタ・クルス地区では1月28日に41,4度を記録し、今夏の最高気温となった。海岸部でも40度近く、週末のコパカバーナやイパネマのビーチはたくさんの人出でにぎわった。

 

★文化

アナ・ヂ・オランダ文化大臣、姉のライヴに飛び入り

 新政権で文化大臣に抜擢され、女性閣僚として注目されているアナ・ヂ・オランダは、ブラジルの国民的歌手シコ・ブアルキの実妹としても有名。自身も過去に2枚のソロアルバムをだし、ヴィニシウスやトム・ジョビン、トキーニョ等のCDにも参加。大臣就任後に文化省のサイトからクリエイティヴ・コモンズのロゴを削除したことが著作権リベラル派の非難の的となっているが、31日は姉ミウーシャのコンサートに飛び入りで参加。連日のミーティングでかすれ気味の歌声ながら、アナ・ヂ・オランダ名義の『人生の路傍』を披露した。

 

★サッカー

ホナウジーニョ、フラメンゴの試合に初出場

ヨーロッパ・サッカー界を一世風靡したホナウジーニョ・ガウーショが1月にリオの名門フラメンゴと契約、2日に初の国内試合にデビューした。目立った活躍はなかったものの(フラメンゴが1-0で勝利)、4万人のファンはホナウジーニョ・コールで盛り上がり、本人は「僕は愛されてるって分かって感動したよ」とコメント。1試合の報酬は、対戦したチームの年間経費を軽くオーバーすると言われている。サンバ好きのホナウジーニョは、3月のカーニバルで名門「ポルテーラ」のバテリア(打楽器隊)で出場することが決まっている。

 

★注目トピックス

2月2日はイエマンジャの日。イエマンジャはアフリカの土着宗教に起源を持ち、キリスト教などとミックスしたブラジルの民間信仰カンドンブレの神々のひとり。カンドンブレの神々は、自然現象や色、曜日、などが割り当てられており、イエマンジャは海、母性、守護のシンボル。土曜日の神で、トレードカラーは水色、白、銀色。ブラジル人に大人気の神様の一人です。

 

為替情報 (2月3日)
ドル: 1,66レアル
レアル:48,99円
Ibovespa (サンパウロ証券取引所平均株価指数):66.688ポイント