2010.06.19 >>> WaSabi-News #29

★経済
レアルは米ドルにつぐ取引規模
国際決済銀行(BIS)によると、今年第1四半期におけるブラジル通貨レアルの未決済取引残高は41%増の1400億ドルで、デリバティブ(金融派生商品)市場における通貨レアルは米ドルにつぐ取引規模であることが分かった。ギド・マンテガ蔵相は結果報告を喜び、ブラジル資本経済の成熟と国家経済の安定によるものだとコメント。経済アナリストは、政策金利Selicの上昇(現在は10,25%)が外国資本による先物取引の増加を誘発したと見ている。

サンパウロのマイクロ企業の収入14,7%増
2010年4月のサンパウロのマイクロ・中小企業(MPEs)の収入が、2009年同時期と比べ14,7%増となった。Sebrae(ブラジル中小企業支援機構)の発表によるもので、これにより7ヶ月連続成長となる。MPEs市場は、2009年の4月に世界経済危機の影響を大きく受けたが、確実に回復していることが確認された。今回最も成長率が高いのは工業分野で27,1%増。その後を商業の12,3%、サービス業11,1%と続く。

ブラジル人の62%がブラジル経済に満足
米非営利調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が発表した世界世論調査で、ブラジル人が、ブラジル経済に満足していることが分かった。満足していると答えたのは62%で、75%が経済状態は今後さらに良くなるとした。ブラジルのほかに中国では91%、インドでは57%、ポーランドでは53%が満足と回答。またブラジル政府に関しては76%が現状に満足していると回答した。 

★社会 
ブラジル国民の46%が新聞を読んでいる
連邦通信局(Secom)が639都市の1万2千人に実施したアンケート調査によれば、ブラジル国民の46%が日刊紙を読み、そのうちの24,7%が毎日読んでいることが分かった。インターネット利用者も4割を超え、1週間の平均利用時間は16時間。また、96,6%がテレビを、80,3%がラジオを視聴している。

グローボが地下鉄でドラマスニペット放映
テレビグローボは、7月にサンパウロの地下鉄で同局製作のドラマのスニペットを放映する旨を発表。グローボ局によれば、1分半の内容を3回に分けて無声で放映される。

★W杯2014年
2014年W杯で貧困層向けのチケット発行
スポーツ大臣、オルランド・シルバは14日、ブラジルで開催される2014年W杯で、貧困層向けのチケットが発行される旨を言及。南アフリカで、ブラジル企業のインタビューに答えた。開催中のアフリカ大会の例にならって「ソーシャル・チケット」の重要性を強調。オルランド・シルバは2010年W杯開催地で、空港、治安の問題などを視察中。

試合会場からサンパウロのモルンビー・スタジアムが外れる!?
サンパウロのモルンビー・スタジアムが2014年のW杯開催地から正式に外れた。サンパウロのW杯委員会が、モルンビー・スタジアムの修復に明確な資金体系を提示できなかったことが理由。国際サッカー連盟(FIFA)は、駐車場や施設不足を指定し改修を求めていた。これでサンパウロ市では暫定的に、2014年W杯の試合が行われないことになる。サンパウロのW杯委員会はPirituba地区での新建設にも投資を検討しているが、州や市は難色を示している。またこれをうけて、サンパウロ州は地下鉄の延長建設計画を変更するとしているが、ルラ大統領は17日、決定を「おかしいなこと」と談話を発表し、議論を呼びそうだ。

★環境
ジゼル・ブンチェンのエコキャンペーンとセミヌード
モデル、ジゼル・ブンチェンが世界環境デーに、公式サイトで「Tome uma Atitude」プロジェクトを発表。地球環境を守るため、一人一人が毎日できることについて呼びかけている。その中でも話題になっているのが、SOSマタ・アトランチカのキャンペーンに影響されたとみられる、「シャワールームでオシッコを」というもの。サイトによれば19人がシャワー中にオシッコをすれば、年間8万3220リットルの水を節約できるとする。
またジゼルは7月、イタリア誌「MUSE」に、エコのシンボルとしてセミヌードで登場することが決まっている。


★為替情報
6月18日
ドル: 1.77レアル
レアル:51.18円
Ibovespa(サンパウロ証券取引所平均株価指数):64,654ポイント

 

 


2010.06.17 >>> WaSabi-News #28

W杯開催中のブラジルは?

国会  

開催中の上院議会は試合中は中止。プレサル層の石油に関するロイヤルティーに関しての投票が、試合後行われる予定だったが来週に延期に。議員メンバーは議長、Marco Maiaの自宅で観戦。

ルラ大統領 ブラジリアのAlvoradaパレスで、夫人と共に観戦。
写真 Planato

2010年大統領候補  

PTジルマ・ロウセフは訪問先のパリで、 緑の党マリーナ・シルバは滞在先のサンパウロのホテルで 、 PSDBセッハはリオデジャネイロの肉料理店Plataformaで。

サンパウロ証券取引所 

報道によれば試合時間中も通常通り運営された模様。ブラジル証券取引委員会(CVM)は、試合中は中止。中央銀行の両替機関も試合時間中は閉鎖。

ショッピングセンター  

試合開始前30分から試合終了後30分まで、各店舗は閉店。

試合開始前のストリート 

会社から帰宅するラッシュ。


試合中のストリート  

たまにクラクションを鳴らしながら通る車ぐらい。人気がなくなる。

サンパウロ田舎の警察署  

この街では試合中は、緊急事態に備えて一つの警察署以外、全てが閉鎖していたが、後半戦の最中に、駐在の警察官がテレビ観戦しているのを横目に3人の未成年が進入。銃器を奪い逃走。未成年はその場で逮捕された。

商店 

80%の商店が試合中は閉店。従業員のテレビ観戦のため。

銀行、公立機関、学校、最高裁判所   

試合中は閉まる

大学受験 

受験日がブラジルの試合の日と重なる、ブラジリア大学(UnB)、ウベランヂア大学(UFU)では試験日を変更。

UPPが設置されたばかりのファベーラ

警察も住民に混ざってテレビ観戦。今回は恒例のゴールと共に鳴り響くピストルの音はご法度。

刑務所  

受刑者はブラジルユニフォームの着用が許され試合観戦用のテレビが設置。