2009.10.31 >>> WaSabi-News #10

★経済
TIM、今年第4期に1億レアルの投資
 TIM(ブラジル大手携帯電話会社)は、2009年の投資額の大半をつぎ込んだ1億レアルの投資を10月から12月にかけてに行う。特に3G分野への投資が目立っている。

★経済
ペトロブラス社とPDVSAが製油所建設会社を創立することで合意
ペトロブラス社とベネズエラの国営石油公社PDVSAは、30日ペルナンブコ州のAbreu とLimaの製油所建設に関する契約に調印した。2011年に作動開始予定のこの製油所は一日に23万バレルの製油を可能とする。またベネズエラ西部にある Maracaibo油田の探査でも協力を図る。ペトロブラス社とPDVSAは2005年からの協定で協力関係を図ってきた。すでにペトロブラス社は、製油所の建設に当たって、1億ドルを投資すると10月7日に発表している。今回の協定で創立される企業は、60%がペトロブラス社、40%をPDVSAの割合で2つの製油所を建設する。


ペトロブラス社提供
 
★中南米
ホンジュラスの混乱収束へ
ホンジュラスの暫定政権と、セラヤ大統領は29日、大統領の復帰を国会の判断に委ねることで合意した。6月28日のクーデター後、追放されたセラヤ大統領は、9月21日にひそかに帰国し、ブラジル大使館に滞在していた。クーデターで発足した暫定政権には国際社会から批判の声があがっていた。ブラジルのルラ大統領はこの合意を歓迎する声明を発表した。

★経済
ペトロブラス社が日本へのエタノール輸出拡大に期待
 ペトロブラス社の総裁が26日、日本へのエタノール輸出拡大に期待をよせた。鳩山首相が2020年までに温室効果ガスの排出を25%削減すると言及したことに関する発言。ブラジルはバイオエタノールの輸出大国だが、日本での販売は少なく、今後の日本向け輸出に向け働きかけを強めるとした。

★びっくり
279人を一挙に逮捕
パラナ州の警察は、26日に行った麻薬撲滅作戦で、279人の容疑者を逮捕したと発表した。この作戦で1283キロの大麻と3,5キロのコカイン、3,7キロのクラックを押収した。 容疑者は他州の刑務所へ分割して送られた。1180人の警察がこの6時間に及んだ作戦に参加した。

★注目のイベント
インターナショナル建築ビエンナーレ
10月31日から11月6日まで、サンパウロのイビラプエラ公園で第8回建築ビエンナーレが行われる。建築家、学生がプロジェクトを発表し、ワールドカップ、五輪に向けた都市建築について議論する。20万人の参加が見込まれている。

★今週のイベント
リオ・インターナショナルショートフィルム祭
2008年は約3万人の観客を動員した、1週間のショートフィルム・フェスティバルが今年も登場。6つの映画館で203のショートフィルムが上映される。
日時:10月30日〜11月8日
会場: Cine Odeon、Caixa Cultural (1 e 2)、 Ponto Cine、Ascine-RJ、Cinemaison 、a Livraria da Travessa da Barra.
リオ・インターナショナルショートフィルム祭

★為替情報
10月30日
レアル:51.01円
ドル:1,756レアル
Ibovespa(サンパウロ証券取引所株価指数):61.545ポイント

 

 


2009.10.24 >>> WaSabi-News #9

★経済
国際イベントに期待するリオデジャネイロ観光業界
  Embraturによると、リオデジャネイロの2007年から2008年にかけての外国人観光客による観光収益は、1500万ドルで、外国人観光客一人が一日に使用する額は、395ドルである。これは、ブラジル人観光客の285ドルに比べ100ドル以上も高い値となっている。リオデジャネイロを訪れた外国人観光客の90%は、再訪問するとされ、2014年のW杯、2016年の五輪をきっかけに、またイベント後も、リオデジャネイロの観光業界は大きく伸びると予想される。

★社会
五輪開催決定でリオの治安問題が国際的に注目される 
 麻薬組織同士の対立(CV対ADA)で、17日土曜日早朝からスラム街で銃撃戦が発生。上空を飛行中だった警察のヘリコプターが、発砲を受けて墜落したことで軍警官2人が死亡。またバス8台を含む12台が放火され炎上した。現在までに組織同士、また警察の攻撃による銃撃戦では35人が死亡している。
現場がオリンピック開会式の行われる会場の側だったこともあり、国際的にメディアが注目。様々な報道が飛び交った。
ルラ大統領は、「私たち、ブラジルと世界が生産した汚れを一掃する」と発言。今後半年間でリオ州に1億レアル(約53億円)を拠出して、州軍警察の装備強化などに充て、また政府直轄の治安部隊の導入も検討。

★経済
ヴァーレが2010年1.1兆円投資計画発表
  ヴァーレが、ブラジル政府からの要請を受け、2010年の投資額を129億ドルと発表。鉄鉱石に30%、銅鉱石などに32%。カナダやザンビアでの開発も進めていく計画。

★スポーツ
F1ブラジルGP
 18日に行われた、F1の世界選手権シリーズ第16戦のブラジル・グランプリ(GP)の決勝で、ジェンソン・バトンが、初の年間総合優勝を決めた。最終戦は、10月30日からアブダビで行われる。

★今週のイベント
Oi Fashion Rocks
ファッションと音楽のロックイベント。マライア・キャリー、グレイス・ジョーンズ、エステル、Ciara e P. Diddy、シアラなど、現在のミュージックシーンを代表する大物アーティストが登場。
日時:10月24日 21時〜
場所:Jockey Clube do Rio de Janeiro

 

 


2009.10.18 >>> WaSabi-Column

極貧、貧困層の収入増がブラジル経済、五輪を支える鍵

2008年、ブラジルの中流階級層の3年間の成長が止まった。9月18日に報告されたブラジル地理統計院の全国家庭調査によると、2005年から顕著だった中流階級層の拡大がストップした。一方で極貧層が減り、貧困層へと流れ込んでいることが報告されている。 

続きはメディサボール
極貧、貧困層の収入増がブラジル経済、五輪を支える鍵

 

 

 


2009.10.17 >>> WaSabi-News #8

★経済
ペトロブラス社と Galpがアフリカとベネズエラへ向けて関係強化
 ペトロブラス社とポルトガルのGalpが、現在アフリカとベネズエラへの石油輸出にむけての協力関係強化を調停中である。また両社はバイオエネルギー分野での協力の継続も年末までに発表するとしている。


ペトロブラス社提供

★南米
カストロ「ノーベル平和賞受賞をエボ・モラレス大統領にも」 
 オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞を賞賛したばかりの、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長だが、ボリビアのエボ・モラレス大統領もノーベル平和賞を受賞するべきだと発言。公約を守りインディジナから大統領に上り詰めたエボ・モラレス大統領と、偏見の強いアメリカ合衆国から黒人として大統領になったオバマ米大統領を高く評価した。

★社会
気温が下がりインフル再び猛威を振るう
リオデジャネイロの新型インフルエンザの死者が4人増えて合計113人となった。保健省によれば、ブラジル全体の死者数は8月26日の557人から9月16日には899人となった。現在ブラジルは春の終わりだが、気温の低下がウィルス拡散の原因の一つとなったようだ。

★社会
ブラジルが世界一休暇取得日数の多い国に
コンサルティング企業のマーサーが14日、世界各国の休暇取得日数調査結果を発表し、ブラジルがリトアニアに並んで41日で首位につけたことを発表した。ブラジルの最少休暇日数は30日、祝日は11日。

★五輪
2016年オリンピックの次はEXPO
リオデジャネイロは、2016年のオリンピックの次はEXPOを狙っている。リオデジャネイロ市長は、2020年の国際博覧会に向けて立候補すると発言。2010年の上海国際博覧会にブラジルはブースを出すが、そのあとに本格的な活動を開始するとしている。

★今週のイベント
シャガールの魔法の世界 〜夢と生〜
ブラジルにおけるフランス年の行事の一環として、シャガールの作品、300点を展示する、巨大シャガール展。ブラジルで初公開される彫刻もある。またシャガールに影響を受けたといわれる28人のブラジル人アーティストの作品も紹介する。
日時:10月16日〜12月06日
  火〜金 10h 〜 18h
  土日  12h 〜 17h
場所:Museu Nacional de Belas Artes do Rio de Janeiro
Avenida Rio Branco, 199, Cinelandia
入場料:5レアル(日曜日は無料)

 

 


2009.10.10 >>> WaSabi-News #7

★社会
未成年者の半数が貧困層に所属 
 ブラジル地理統計院の10月9日の報告によれば、17歳以下の子どもの44,7%、1100万人が、貧困層に所属しているという。一方で18歳から24歳までの大学在学率が、98年の6,9% から08年の13,9% へと倍増した。

★経済
五輪開催への期待が株価に大きく影響 
2016年のオリンピック開催がリオデジャネイロに決まってから1週間、ブラジルのボベスパ株価指数は堅調地合いが続き、中南米株をけん引。特需期待からマネーが集中し、通貨レアルも対ドルで大きく上昇した。

★五輪
オリンピック関連ユース 市民は五輪による乱開発と汚職に注目
*リオ市教育局によると、公立校で6歳以上に英語の授業を義務化(2010年に開始)。800人の新しい教員を雇用する。
Fundacao Instituto de Administracaoがオリンピックまでの国内総生産などの統計を発表
*パンアメリカの不明金について言及。 市長は2016年オリンピックはサイトをつくって入出金を明確にし透明化を狙うとを強調
*リオのオリンピックは北京よりお金を使う。無駄な事業が指摘され始めている。汚職や無計画さが指摘されたパンアメリカとの違いを強調することに州政府は必死。

★五輪
石原知事の釈明にブラジルのメディアは不快感を報道
 2016年のオリンピック開催地決定をめぐる、東京・石原都知事の発言に対して、ブラジル・リオデジャネイロの招致委員会が批判声明を出していた問題で、石原知事が反論。石原知事はリオデジャネイロ決定に関して裏取引があったことを示唆する発言をしていた。
石原知事は9日「発言が正しく理解されていない」と発言。続いて日本政府の支援不足に不満を示した。
これを受けてブラジルのメディアは、石原知事の「本当のことをいっただけ」の発言を大きく紹介。「東京はリオ五輪反対」と報道するメディアもあった。

 

 


2009.10.3 >>> 2016年夏季オリンピック、リオに決定!



五輪開催地を決める、国際オリンピック委員会(IOC)の総会が行われ、開催地は「南米初の五輪」となる、リオデジャネイロに決定!最終投票で、リオがマドリード(スペイン)を66票−32票の大差で破った。

現地では朝早くから、コパカバーナ海岸に設置された会場へ人々が押し寄せ、サンバのリズムにのって投票結果を見守った。