WaSabi-News #115

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ブラジル全土でマニフェストが拡大中

2週間前にサンパウロで始まった、バス運賃の値上げに端を発するマニフェストはコンフェデレーション杯開催6都市を含む全国各地に拡大中。マニフェストの拡大を危惧する連邦・州・市当局はリオ、サンパウロを含む各都市でバス運賃の値下げを発表したが、抗議の矛先は教育や医療における劣悪な公共サービス、W杯開催への過剰な公共投資、政治汚職、インフレ等へむかっており、収束のめどはたっていない。20日には全国80都市でデモ集会が行われ、100万人以上の国民が参加。大半は平和な抗議集会だが、一部の過激派や暴徒が放火、略奪、破壊活動を行っており、警察側と激しくぶつかっている。今回のマニフェストの特徴として、多数のグループがソーシャルネットワークを通じて連携していること、デモ情報がオンタイムで流れ動きが早いこと、政党が関与していないこと、リーダー不在等があげられる。ジウマ大統領の支持率はインフレ懸念でマニフェスト前から下降しており、今回の国家規模の抗議は来年の大統領選に大きな影響を与えるとみられる。ジウマ大統領は来週26〜28日に予定されていた日本訪問をキャンセルすることを発表、首都ブラジリアでマニフェスト対策にあたる。


 

21日夜に行われたジウマ・ルセフ大統領の声明。

 

政府は改革を求める“路上の声”に耳を傾けている。

マニフェスト側の代表者を迎え、民主的な対話を持つ。

公共サービスの改善、政治改革に努める。

暴力行為は厳しく取り締まる。