WaSabi-News #90

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★経済

エイキ・バチスタ氏、フォーブス世界長者番付で第7位

リオデジャネイロを本拠地とする実業家エイキ・バチスタ氏が、今年のフォーブス世界長者番付で第7位にランキング入りした。1983年創立のEBXグループの総帥で、石油ガス開発、鉄鋼、クリーンエネルギー、物流、不動産、造船、ホテル、エンターテイメント等のグループ企業を持つ。総資産額は約300億ドル。

 

2011年のGDP伸び率は2,7%

ジルマ・ルセフ政権1年目のGDP伸び率は2,7%となり、2010年の7,5%から大きく減少したことが6日に分かった。政府は予想を下回った要因として、インフレ抑制のための金融引き締め策やレアル高による輸出減少、ヨーロッパ財政危機の影響をあげている。農畜産部門が3,9%と高く伸びた一方、工業部門が1,6%と後退した。GDP額ではブラジルはイギリスを抜き、世界第6位へ浮上した。

ジルマ政権は2012年GDP伸び率の目標を4,5%に設定しているが、多くの経済アナリストは3%台と予測している。

 

政策金利Selic、9,75%へ

ブラジル中央銀行の通貨政策委員会(Copom)は7日、政策金利Selicを10,5%から0,75%切り下げることに決定。Selicは9,75%となり、約2年ぶりに一桁台へ戻した。インフレ率を差し引いたブラジルの実質金利4,2%は依然世界一で、ヨーロッパの低金利資金がブラジルへ流入し更なるレアル高の誘因となっている。

 

大幅に遅れている高速列車プロジェクト

リオとサンパウロ間を結ぶ高速列車(TAV)プロジェクトは、政府が推進する主要インフラ整備プロジェクトのひとつながら、いまだ入札のめどがたっていない。すでに2度延長されており、昨年の入札では応札がゼロだったため新しい入札モデルが検討されているが、進行が予定より大幅に遅れている。新入札モデルでは、オペレーション会社と建設会社で入札が2期に分かれ時間がかかるため、2014年W杯までの着工すら間に合わない可能性がでてきている。