WaSabi-News #83

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★政治

ジルマ政権で7人目の大臣辞任

汚職疑惑の渦中にいたカルロス・ルピ労働相がついに辞職願いを提出し、新年からスタートしたジルマ・ルセフ政権において7人目の大臣辞任となった。懇意にするNGO団体や組合団体からワイロをもらっていた疑惑と、公務での移動にONG団体の飛行機を利用していた疑惑があがっていた。これまでに官房長官、交通相、農業相、観光相、スポーツ相が汚職疑惑で辞任しており、支持率の低下が懸念されるジルマ・ルセフ大統領は、年明けに組閣を行う予定。

 

★経済

政策金利Selic、11%へ

中銀の通貨政策委員会Copomは30日、政策金利Selicを0,5%切り下げ11%に決定した。8月、10月につづいて3回目の切り下げとなる。インフレ指数を引いた実質金利は5,1%でいぜん世界トップ。

 

ブラジルの給料、欧米を超える

ヨーロッパやアメリカ合衆国の経済危機の影響で、ブラジル人の給料がヨーロッパやアメリカ合衆国の同業者の給料を上回っていることが、5ヵ国で行われた全分野別主要企業調査で分かった。10%台から最大85%までの給料差があり、ブラジルの好景気を裏付ける結果となった。一方でブラジルの物価も急上昇しており、サンパウロやリオでは"給料は高いが生活費も高い"という声が聞かれている。

 

鉱山エネルギー相、シェブロン社へ警告

エヂソン・ロバォン鉱山エネルギー相は、先月7日にリオ沖のフラージ鉱区で原油流出事故を起こしたシェブロン社に対し、国家石油監督庁(ANP)の指示に従わない場合は国外退去を命ずると警告した。シェブロン社による新しい採掘は禁止され、現在までに罰金額合計は3億レアル(約150億円)へ達している。また、リオ州は環境汚染を監視するために今後2年間かかるコスト(衛星、ヘリコプター、船によるモニタリング)をシェブロン社に請求する。現在までにリオ沿岸部への原油漂着は確認されていない。

 

ヴァーレ社の鉄鋼を積んだレンタル船にトラブル発生

ヴァーレ社の鉄鋼38,4万トンを積んだ運搬船「Vale Beijing号」が、マラニャォン州サンルイスにあるヴァーレ社管理下のポンタ・ダ・マデイラ港に避難しているが分かった。船体のヒビから水が入っており難破する可能性があるためで、原因調査が進められている。「Vale Beijing号」は韓国のSTX Pan Oceanがヴァーレ社から受注し完成させたばかりの世界最大級の鉄鋼運搬船で、ヴァーレ社のレンタル船としてヨーロッパへ鉄鋼を運搬する予定だった。

 

★環境

ブラジルのクリーン・エネルギー投資額は世界第5位

国連の調査によると、2010年においてブラジルは70億ドルをクリーン・エネルギーに投資しており、世界で第5位の投資額であることが分かった。第1位は490億ドルを投資した中国で、次いでドイツ、アメリカ合衆国、イタリアの順。ブラジルでは水力発電がいぜん主力だが、近年は風力、太陽光発電への投資が加速している。

 

プレサル開発で予想される二酸化炭素排出量の増加

環境団体グリーンピースの調査によると、国別環境汚染ランキングで現在第6位につけているブラジルは第3位まで上昇すると予想されている(第1位は中国、第2位はアメリカ合衆国)。進行中の巨大深海油田プレサル開発が今後8年間拡大することで発生する二酸化炭素の排出量から計算されたもの。プレサル開発を牽引する石油公社ペトロブラスは、大気への二酸化炭素排出は行わないと表明しているが、具体策については発表していない。

 

★サッカー

コリンチャンス、5度目のブラジル制覇

サンパウロの名門クラブ、コリンチャンスが2011年ブラジル全国大会で5度目の優勝を決めた。同日、元ブラジル代表でジーコやファルカォンと「黄金のカルテート」を組み活躍したソクラテス氏が急逝し、試合前に選手は黙祷を捧げた。