WaSabi-News #73

ブラジル中銀、予想外のSelic利下げ

来年の最低賃金(サラリオ・ミニモ)は619,21レアルとなる予定

楽天、11月にブラジルで電子モールをスタート

起業家登録が急増

サンタ・テレーザの路面電車(ボンヂ)、存続の危機

2013年コンフェデレーション杯のロゴマーク

ブラジル代表、1-0でガーナに勝利


 

★経済 

ブラジル中銀、予想外のSelic利下げ
ブラジル中銀の通貨政策委員会(Copom)は8月31日、政策金利(Selic)を12,5%から12,0%へ引き下げることを発表。2009年7月以来の利下げとなる。中銀は、先進国経済の成長見通しが大幅に下方修正されたことをあげ、ブラジル経済へのダメージを和らげるための手段であると強調。

インフレ率を引いた実質金利は6,3%で、いぜん世界最高金利を維持している。

 

来年の最低賃金(サラリオ・ミニモ)は619,21レアルとなる予定

連邦政府は31日、来年の最低賃金(サラリオ・ミニモ)を現行の545レアルから619,21レアル(約3万1千円)へ引き上げる予算案を提出した。法律の規定では、最低賃金は前年のインフレ率と、前々年の国内総生産成長率によって調整される。ルラ前大統領が就任した2003年の最低賃金は240レアルだったが、その後のブラジル経済の成長にともない、最低賃金も右肩あがりとなっている。

 

楽天、11月に電子モールをスタート

インターネット通販の増加が見込まれるブラジルのEC(電子商取引)市場への本格参入を進める楽天(Rakuten)は、11月に電子モールをスタートさせる。6月にはブラジル国内でECサービスを提供するIkeda社を子会社化し、新規オープンの準備を進めている。1996年からEC事業を展開するIkedaは、すでに120店舗の大手小売業者をクライアントに持つ。


起業家登録が急増
2011年現在までに、ブラジルには150万人の個人起業家が存在する。これは政府システムへの登録数で、8月だけで一日平均3400人が正式登録している。この個人起業家増加傾向はブラジル全土で顕著であり、法外ではなく、正式な取引を求める風潮が浸透したためだ。登録者の多くが以前は違法にビジネスを行っていたとしている。2009年まで急成長していた非登録ビジネスだが、2010年より登録する個人起業家が急増し、2年間で80万人が登録した。

 

★社会

サンタ・テレーザの路面電車(ボンヂ)、存続の危機
8月27日にリオ市内サンタ・テレーザ地区で起こった路面電車事故以降、リオ最後の路面電車の存続が危ぶまれている。事故では脱線した路面電車が電柱に衝突し57人が負傷、現在までに運転手を含む6人が死亡した。州政府運輸局は事故の原因を運転手のミスとする発言もしており、点検、修理不足だったとする地域住民団体との対立が続いている。路面電車は115年の歴史を持ち、リオのシンボルとしてオリンピック招致活動のイメージにも使用されたが、近年は管理システムの不備を理由に当局は私営化を示唆していた。一方で住民団体は修理費の不正運用などを指摘しており、国際イベント開催に向けた政策への批判につなげている。

 

白黒ですけど、コンフェデのロゴマークです

★W杯

2013年コンフェデレーション杯のロゴマーク

2014年W杯ブラジル大会のテスト・マッチとして前年に開催されるコンフェデレーション杯の白黒ロゴマークがネット上で公開された。国際サッカー連盟(FIFA)による公式発表は10月20〜21日(チューリッヒ)に予定されており、色つきのロゴマークに加え、試合開催都市もあわせて発表される。

ブラジル代表、1−0でガーナに勝利

ロンドンで親善試合ブラジルvsガーナ戦が行われ、レアンドロ・ダミアォン(インテル)のゴールでブラジルが1−0で勝利。約9ヶ月ぶりの代表復帰となるロナウジーニョ(フラメンゴ)は素晴らしい動きでチームを牽引、新世代の代表メンバーに足りなかったブラジル魂を注入した。