WaSabi-News #68

ブラジルはとってもレアル高!

★為替

1ドル=1,53レアルへ突入、12年ぶりのレアル高を更新

 

25日に12年ぶりとなる1ドル=1,54レアルの高値を記録したことで、強い懸念を示したギド・マンテガ蔵相は、「為替問題が私を悩ませている。成長難で通貨安におちいる国もあれば、輸出の競争力を増すために為替を操作する国もある」とコメント。ブラジル中央銀行(BC)は数度のドル買い介入をおこなったが、レアル高の流れは変わらず。ギド・マンテガ蔵相はすぐに新しい金融対策措置をとると発表したが、翌26日には1ドル=1,53レアル台へ突入。1999年1月15日以来となるレアル高を記録した。

今回の急激なレアル高は、アメリカ合衆国のデフォルト・リスクによる影響とみられているが、レアル高はインフレ高と並んで政府の最優先課題にあげられている。


 一方で、ブラジル人観光客が海外で散財する金額は増加の一途をたどっている。ブラジル中央銀行の発表によると、今年の上半期に海外で使われた金額は、前年 比なんと65%増の156億レアル(約102億ドル)。6月のみで、28億レアル(約18億ドル)を記録している。

ブラジル政府はこの4月、海外で利用されるクレジット・カードの金額にかかる金融取引税(IOF)を2,38%から6,38%に引き上げたが、ブラジル人の海外旅行はいぜん増えて続けている。