WaSabi-News #66

ラルズセックがブラジル政府、ペトロブラス社のサイトを攻撃
家政婦の収入が平均を超える
土地代急上昇
アマゾンに新たな先住民確認
聖体の祝日

サントスが南米のクラブ王者に


★クラッカー

ラルズセックがブラジル政府、ペトロブラス社のサイトを攻撃
ブラジル政府関連ウェブサイトが21日より連続してサイバー攻撃を受けた。クラッカー集団「ラルズ・セキュリティ(ラルズセック)」は、大統領府のサイトを攻撃し、大統領らの個人情報、スポーツ省の機密データを公開している。ラルズセックは、ソニー、CIA、FBI、米フォックステレビなどへのサイバー攻撃を表明しており、ツイッターではブラジル政府サイトを攻撃し、機密情報を漏えいさせる旨を書き込んでいた。また24日には、別のクラッカー集団「Fail Shell」がブラジル地理統計院(IBGE)のサイトを攻撃。同組織のサイトには「ブラジルをよりいいものにしたいナショナリスト」というメッセージが残されていた。また同日午後にラルズセック・ブラジルが石油公社ペトロブラスのサイトを攻撃。ラルズセック・ブラジルは、「ブラジルよ、ジルマ(ルセフ大統領)よ、目覚めろ!(ブラジル国民が)2.75から2.98レアルでガソリンを購入し、その半分の値段で輸出するのはもうたくさん」というメッセージをツイッターで公表した。ペトロブラス社は情報漏れはないとしている。


★経済
政婦の収入が平均を超える
ブラジル地理統計院の調査結果を分析したData Popularによれば、2002年から2011年にかけて家政婦の月収は43,5%上昇した。これは同時期のブラジル全体の月収上昇率25%を上回っており、最低賃金の上昇、家政婦数の減少が要因とみられる。家政婦数減少の理由としては、高校卒業者数が同時期倍増したことにより、他の職業を求めるブラジル人が増加したこと。2011年の最終学歴は23%が高卒、1,3%が大卒。2002年は12,7%が高卒、0,7%が大卒だった。

土地代急上昇
ブラジル全国で不動産バブルが伝えられているが、Creci-SPによれば、サンパウロ市ではここ5年間で家賃が720%も上昇した地域がある。特にサンパウロ市内70km範囲内での上昇が顕著で、この地域の1LDKアパートの家賃は、70キロ範囲外の3LDKの家賃とほぼ同等だという。また巨大深海油田プレサルに近いリオデジャネイロ州のBaixada Santistaでは不動産投資が続き、一平方メートル当たりの値段は、2006年から2011年の5年間で約2倍になった。

★社会
アマゾンに新たな先住民確認
ブラジル国立インディオ財団(FUNAI)は21日、ぺルー国境に近いアマゾン熱帯雨林で、約200人の未接触インディオが住む集落を上空から確認したと発表。衛星で確認された後、飛行機で上空からの確認に成功した。トウモロコシの他、ピーナッツ、バナナなどの農作物も確認された。このインディオ保護区〈ヴァリ・ド・ジャヴァリ Vale do Javari 〉 は、アマゾンで未確認のインディオ部族が最も集中しているエリアだが、近年は違法の材木伐採、麻薬組織の進出、ペルーの石油採掘などによって存在が脅かされている。

聖体の祝日
6月23日は、キリストの体と血の儀式とされる聖体の祝日。ブラジルでは各地で道路にカラフルな砂や穀物の粒のカーペットを設け、ミサ、行進が行われた。花を描いた豪華なカーペットで知られるのは、ゴイアスのピレノポリスとエスピリトサントスのカステロ。サンパウロのマタンでは、70トンにもなるガラスの破片でできた花のカーペットが有名で、約8万人が訪れる。

 

★サッカー
サントスが南米のクラブ王者に
22日にリベルタドーレス杯決勝が行われ、ブラジルのサントスがウルグアイのペニャロールを2-1で撃破。「王様」ペレがプレーしていた1963 年以来、48年ぶり3度目の優勝を成し遂げた。サントスは12月に日本で開催されるクラブ・ワールドカップに南米代表として出場する。

 

ゴールを決めたサントスのFWネイマールは、MFガンソとともにアルゼンチン滞在中のブラジル代表に合流した。7月1日から始まるコパ・アメリカに参戦する(ホビーニョとのツートップが見れるかも)。


新世代のブラジル代表でいちばん人気のネイマールは、茶髪のモヒカンがトレードマークの19才。プロ3年目の天才ストライカー。2014年ワールドカップ・ブラジル大会のスター候補にメディアも大注目。5月には未成年の恋人の妊娠が発覚し、公私ともに絶好調。