ブラジルの先住民

ブラジルには現在220の先住民集団があり、そのうち30程が白人文明との接触がほとんど、あるいはまったくないまま孤立して暮らしている。


カヤポ族

顔や体に描く精密な幾何学模様や縞模様で知られるカヤポ族。アマゾンの闘う民族として知られている彼らは今、ベロモンテダム建設反対の声をあげる。首長ラオニは、ブラジルの先住民全体の代弁者としても知られている。

 

エナウェネ・ナウェ族

マトグロッソ州のイケー河の先住民保護区に居住。ブラジル国家文化遺産、UNESCOに登録された風習、yaokwaが残っている。神秘的な世界観、哲学で知られている。

カシナワ族

アクレ州のペルーとの国境付近のアマゾン熱帯雨林で生活するカシナワ族。葉巻の煙とアヤワスカを用いた儀式で知られる。

アワ・グアジャ族

マラニャン州に生活する世界で最も危険な民族のひとつ。集落に生きる動物の赤ちゃんをエイマとよび、女性が乳をやり部落で育てる風習がある。

グアラニ・カイオバ族

マトグロッソ・ド・スル州の南部に生きる、ブラジルで最も人口の多い部族。2012年に農園主の侵入に対して全面戦争を宣言し、ブラジル国民の支持を勝ち取ったが、闘いはまだ続いている。

パトショ族

バイーア州南部の先住民保護区の31の集落に生活する部族で、その一部を訪問客にも公開している。比較的そばにポルト・セグーロ、トランコーゾなどの美しい海岸がある。

 

サテレ-マウェ族

アマゾンに生きる部族で、マナウス付近にも集落がいくつかある。凶暴な蟻が入ったかごに手を入れ踊り続ける成人の儀式が知られている。

マチス族

アマゾン森林に住むマチス族には、少年が狩りに参加できるかどうかのテストがある。まず目に毒を注ぎ込み、次に鞭で打ち、毒カエルの毒素を接種する。苦しみの後に健康で強い男性が誕生すると信じられている。

 

ヤワラピティ族

マトグロッソのシングーインディオ保護区に生きる部族で、死後に人々をたたえるクアルピーという祭りの儀式が知られている。

 

カラジャース族

21集落、約3千人の先住民部族で、世界最大の中州であるバナナル島に多く生活する。少年が大人になる際の儀式として、毒ハチの巣からハチミツをとるなどがある。

※保護区に生活する先住民を撮影するためには、国立先住民保護財団(FUNAI)の許可を事前に取得する必要があります。